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マイホーム計画
2021.8.17

⑤構造・工法

一戸建てに用いられる構造は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造に分けられます。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。


〇木造:柱や梁・桁・筋かいなどの木造で骨組みを作る工法で日本でもっとも一般的な建てかたです。

メリット
・設計や間取りの自由度が高い
・変形や狭小地に対応できる
・増改築がしやすい
・耐震性が高い
・建築コストが抑えられる
・湿度を保てる
デメリット
・耐久性が低くメンテナンスが必要
・害虫に弱い


〇2×4工法:断面の寸法2×4インチの木材で組んだ枠に合板を張って壁を作るシンプルな工法

メリット
・6面で支える構造のため耐震性が強い
・隙間がないため気密性・断熱性・防災性に優れている
・施工方法に公的基準があるため品質が安定
デメリット
・設計の自由度が低い
・増改築がしにくい
・大きな窓の設計が難しい
・シロアリなどに特に注意が必要


〇鉄骨造:柱や梁などの骨組みが鉄骨で作られる構造

メリット
・自由度が高く大空間が作れる
・耐震性・耐久性が高い
・4階建て以上にもできる
・改装がしやすい
・品質が安定
デメリット
・酸化しやすくサビや火、熱に弱い
・木造に比べて工事費が高い


〇鉄筋コンクリート造:柱・梁・壁・床を構造する鉄筋のまわりに型枠を設けコンクリートを流し込んで固める工法

メリット
・耐久性・耐震性・耐火性・気密性・遮音性・断熱性に優れている
・防火地域に建てられる
・デザインの自由度が高い
デメリット
・工事に時間、コストがかかる
・結露やカビが発生しやすい
・地盤の強化が必要

このようにそれぞれの特徴を踏まえ、自分に合った構造を選びましょう。

ライフスタイルやどこを重視するかなどよく考えて決めることが大切です。