BLOG
ブログ
コラム
2022.11.3

木の良さとは何か

木材の良い所はたくさんあると良く言われますが一体何が良いのでしょうか。

自然に形成された木目が、日本人的に美しく、安らぎを感じますよね。
また、建築材料として木材は千年以上の歴史を持っています。
日本家屋と言えばやはり木造を想像する人も多いのではないでしょうか。

日本家屋は日本特有の自然素材を使い、伝統的な建築方法で作られています。
日本の気候ともよく合います。

木材は軽くて強い比強度があり、ほかの材料と比べても優れていたり、高温でも同じ剛性を発揮します。
火災時でも燃え尽きない状況や無酸素状態なら、飴のように曲がってしまうことはありません。
また木材には衝撃吸収性能もあり、転倒時などの際に衝撃を和らげてくれます。


外国では日本のように、靴を脱ぎ家に上がる、床に寝転ぶ、木造校舎では、子供たちが寝転んで遊んだりなどはほとんど見受けられません。
これは木材特有の肌触り、心地よさ、適度な硬さが違うためです。

木材には、その香り・触り心地・見た目からリラックス効果が得られることが知られており、
子供たちの教育の場でも積極的に使っている施設も少なくありません。

様々な材料を使い建築されていますが、木材の良さはピカイチなのではないでしょうか。
古くから身近にある木材。
日本人にとって香りも触り心地もほっとする素材の一つである木材。
その中でも無垢材は木を切りだしたそのままの素材なので、接着剤などの化学製品を一切使っておらず、体に害がないのが特徴です。
肌触りや足触りが柔らかく気持ちの良い点が人気のヒミツです!

また自然の木をそのまま使用しているので唯一無二の柄を楽しむことができます。
自然特有の温かみや不均一の板の品質は合板には出せません。
更に無垢材は経年によって色を変えるものや独特の艶が楽しめるものがあります。
時間と共に変化する無垢材に愛着を持つ方も多いようです。

しかしもちろんデメリットもあるためそこを理解することも必要です。
まず、膨張と収縮を起こしやすい点です。
湿気を吸収すると木材は膨張し、逆に放湿すると収縮を起こすため床に隙間が出来たり、フローリングが反る原因にもなってしまいます。
したがって、調湿機能はメリットでもあり、デメリットでもあります。

また、傷がつきやすい面もデメリットとして挙げられます。
使用する木材の性質にもよりますが、無垢材フローリングは柔らかく傷がつきやすい素材です。
水にも弱く、シミになりやすいので濡れたらすぐに拭く必要があります。
表面をコーテイングしても完全に浸水を防ぐことはできないので、水濡れには要注意です。

このようにメリット・デメリットを理解したうえで無垢材を楽しんでみてはいかがでしょうか。

無垢材・自然素材の乾燥しない家|日昇ホーム株式会社