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コラム
2022.11.22

お風呂が寒いのはなぜ?寒さ対策!

本格的な冬を前に「うちのお風呂は寒い!」
「ヒートショック」が心配…
など、不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
温かくてほっとするはずのお風呂タイムが、ストレスになってしまうなんてちょっと嫌ですよね!

ヒートショックとは温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中などといった血管の病気を引き起こすことです。

お風呂が寒い状態にしておくと、急激な温度差で血圧が大きく変動してしまう「ヒートショック」などの危険も…!

一日の疲れを癒す、暖かいお風呂。
しかし、湯船につかる前に浴室で寒い思いをしたことはありませんか?

ではなぜお風呂は寒いのでしょうか。
部屋が暖かくても浴室はひんやりとしていますよね。
それは、浴室に暖房がないことや、断熱性の低いことにあります。
浴室に窓がある場合は窓から入る冷気も一つの原因。

まずは、自分でできる対策で、お風呂の寒さを改善してみましょう。


●入浴前のお掃除の際に、熱いお湯で浴室を温めておく。
●入浴前に湯船の蓋を開けておく。
●入浴中、入浴前は換気扇をとめておく。
●窓ガラスに断熱効果のあるシートをはる。
●浴室にヒーターや電気ストーブを置く。

浴室暖房乾燥機が付いていれば、浴室のドアを開けて脱衣所を温めておくことも出来ますね!
「色々工夫したけどやっぱり寒い」という方は、リフォームを検討してみましょう!


外気に触れる壁・床・天井をぐるりと囲むように断熱材を入れるのがおすすめ。
また、窓から伝わる冷気は寒さの大きな原因なので、窓の断熱性を上げると寒さをかなりシャットダウンできます。
内窓を付ける、樹脂製などの断熱性の高いサッシにする、窓ガラスを複層ガラスにするといった方法があります。
更に、冷たさを感じにくい樹脂製や浴槽用クッションフロアなどの床材に変えたり、浴室用床暖房を入れるという方法があります。

おすすめのお風呂の温度は?
冬場に入浴するときのお湯の温度は38℃~40℃くらいがおすすめです。
ぬるめのお湯に10分~15分浸かると、厚めのお湯に短時間浸かるよりも体が芯から温まり、血流が巡りやすくなります。
また、この温度は副交感神経を優位にして心身ともにリラックス状態へと導きます。
また、私たちの体には温度受容器というものが備わっています。
これは、体温が34℃を下回ったり、38℃を超えてしまった場合に働く機能です。
お風呂上りに体温を測るとおそらく38℃を超えているはずです。
この場合、温度受容器が働き発汗などによって体温を下げようとします。
これによって引き起こされるのが「湯冷め」です。
そこで、湯冷めを防ぐ入浴法をご紹介します。
代表的なものは、浴室から出るタイミングで手足に冷水をかけるというものです。
逆にそんなことしたら体が冷えるんじゃ…
と思われてしまいますが、こうすることで脳に体が冷えていると勘違いさせ、体の冷えを防ぐことができます。
また、お風呂から出たら早めに髪を乾かすのも大切です。

快適なバスタイムを過ごせるように工夫してみましょう♪

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