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住まいの豆知識
2022.5.31

梅雨時期の湿気対策は換気がカギ⁉

梅雨の時期は湿度が高くて、外にいても室内にいてもジメジメして不快ですよね。
気分の問題だけではなく、カビやダニなどが発生しやすくなるなど衛生面でも注意が必要です。

空気の湿度が高いと湿気も高く感じる】

空気の湿度によって、空気の中に含むことのできる水分の量は変わります。

低い温度であれば水分量は少なく、湿度が高くなればたくさん水分を含むようになります。

気温10度で「湿度50%」の場合と気温25度で「湿度50%」の場合では同じ湿度でも気温25度の方が沢山の水分を含んでいます。

生活する上での適正湿度は40%~60%と言われています。

気温が高く湿度も高い日にはカビにとっては絶好の繁殖条件がそろっています。
カビはアレルギーや、喘息の原因にもなり、中にはカビ中毒になる種類もあります。
しっかり湿気対策をして衛生的に生活したいですよね。

カビが生える条件】

・室温:20℃~30℃
・湿度:80%
・栄養:ほこり、フケ、アカなど

カビが発育する湿度は80%以上ですが、付着した部分の湿度なので室内湿度が80%以上だからと言って発育するわけではありません。

ただし、室内湿度が高いとカビの原因となる結露が発生してしまうので結露をふき取る、湿度を下げることが必要です。

室内などの広い空間は換気がカギ⁉】

雨の日でも窓を開けて換気をする事が大切です❕
2か所以上開けて空気の通り道を作ってあげましょう。
押し入れ、シンク下、空気の流れにくい場所も換気することで虫の発生なども対策できます。

雨の日は外の方が湿気が多いけれど大丈夫⁉と心配になりますが、室内に湿気がたまる原因の一つとして湿気の逃げ場がないという理由があります。
効果的な換気は部屋の中に空気の流れを作ることですので、サーキュレーターや扇風機などを併用して効率よく換気しましょう。

また、エアコンの除湿機能を使ったり、除湿器を使うのもモチロン効果的です。
除湿と冷房の仕組みは基本的にはどちらも同じですが、異なるのは冷房は設定された室温まで冷やす・除湿は湿度が目標の値になるまで冷房の弱運転を行います。
またポイントで下駄箱やお風呂場、クローゼットなどに除湿器を使うのもおすすめです。

換気やエアコンなど上手に使ってジメジメした梅雨を乗り切りましょう!